「少林寺気功」は、健康や仕事面、また能力開発などにも、効果を発揮し、人生において、大いに役立つものです。

この素晴らしい方法の特徴を知らずにやみくもに行ってしまっては、人よりも何倍もの労力を使っても、効果そのものは薄くなります。そのため、きちんと理解した上で実践すべきであり、実際には少ない労力で、倍以上の効果が期待されます。

「少林寺気功」の方法を習う場合、最初は、(誰でも初めてですから)新鮮な気持ちで行っています。動作を体得するのですから、基本的な動きは軟性を持って対応することが大事なことです。そうすれば、効果が上がります。なお、動きは呼吸に合わせることが重要です。

身体の異常や病気、体からの(異変の)サインなどがあった場合、そういった症状等に対しても効果が出てきます。

「指導員養成コース」を受講して2年目になる頃には、練習にもコツを掴んでいきますので、やり方も理解している上、早く修得するので、効果も、より高まります。さらに「少林寺気功」の特徴の理解も深まります。心身ともに落ち着きの中、実践できてくるので「呼吸」と「イメージ」に、より意識をして行えるようになります。

そうすれば、身体の内面の変化をしていきますから、自分がどんどん変わっていくのが分かるのです。さらに2年間(3大動功)が修了する頃には、たくさんの静功(座禅・瞑想)を実践していきますから、自己の潜在能力を刺激し、深いところの意識に作用します。気がつかないうちに、大いに秘めた能力を引き出し、これまで自分でも思っていなかった素晴らしいことが起こるのです。たとえば、急に人間関係が良くなるとか、身体の調子が良くなる、または別人のように強くなるなど、どんどん自分の運命が変わっていくのが分かります。

 

「少林寺気功」の実践により、一時的の効果もありますが、長く続ければ自己の変化は大きくなり、さらに継続することによって、より深く、大きい効果として表れます。ですから、続ければ続けるほど、自分を変える大きな期待があるのです。

 

先日、久し振りに会った指導員第13期生と第19期生の方(どちらも10年以上前の受講生ですが、)ともにその後も練習を欠かさずして方々で、続けて10年、15年経った今、私に「『少林寺気功』の深さは、深海のようなものであり、さらに深いものを感じ取れ、その良さが分かる」と言っていました。

どうぞ、皆さんも「少林寺気功」の練習によって、一時的な効果だけで満足せず、もっと深まる効果も感じていけるように、継続して実践することをお薦めします。