日本では(前回もお話しましたように)、この時期(春)になりますと、いろいろなことがスタートいたします。当協会でも気功師(指導員コース)42期生の募集をしており、この2月から説明会をすでに数回開催しております。(次回の説明会は、4/22(日) 16時からです。)

説明会の参加者には、とても興味や関心を持って来ている方が多く、今回も志の高い方が講座のスタートを待ち望んでいます。中には武術の修業経験のある方もいますので、よりレベルが上達することでしょう。

さらに現役の医師の方も入会いたしました。医学の分野の幅も広がり、腕も上がることでしょう。私たちが「少林寺気功」を実践していく理由は、まず自分の生命(命)を気で満たし、活力あるものとし、元気にさせることです。そうすれば仕事(または趣味でも)において、秘めた能力を引き出すことが出来るようになるのです。これには年齢、また、これまでの経験も関係ありません。実践すれば、あなたのレベルをアップさせることが可能なのです。

どうぞ皆さんも、この素晴らしい「少林寺気功」をまず体験してみて下さい。もちろん一回だけでは、理解することは難しいかもしれません。ですから、半年間、いや一年間でも続けてみて、成果を感じとって頂けましたら、と思います。

 

現代の中国は、ネットが盛んであります。非常に多くの皆さんが利用しています。実は日本より早く浸透しているかもしれません。そして中国は経済的発展しております。今後、益々ネットが広がり、人々とのコミュニケーションは日本以上であると思われます。しかしどんな社会的に発展していっても、話題として挙がることは、第一に「健康」についてです。そして今や中国では健康に対して「値引き」してはいけないという考え方が広まっています。まず自己の健康を第一に考え、大事にするといった人々がどんどん増えているのです。これはどういう意味かと言いますと、一生懸命働いてお金を稼いでも、人生の後半で病気をしたら、貯めたお金は結局治療等で消えてしまうということです。身体は交換できませんから、手術をして、薬を飲んで・・と実際にはお金を払うだけではなく、心身ともに辛い状態で人生を送らなければならないのです。逆に人生がうまくいっている方というのは、若い時から健康や養生に対して、真剣に取り組んでいて、自己評価した場合、100点満点中、少なくとも自分は50点以上、健康ということに意識し、力を注ぎ、残りは仕事や趣味などに時間を費やしている傾向があるということです。ですから、生涯にわたって、健康面(医療関係)にお金を使いません。身体にも負担がかかりません。それは晩年まで続く幸せであり、さらに家族(子どもや孫の代までも)にも幸せとなります。最後まで元気な身体であり、力が残っているのです。日本では若い方の傾向として、身体が動く年齢の時には、「健康」に対して1%、いや1%未満も考えたことなく、仕事(または趣味)中心で生きています。

先の例で言うように、これでは歳をとった時、健康状態は悪化します。そうなると家の財産(貯金など)の半分、ひどい場合は80%以上も医療費用(手術や入院、そして薬代として)かかってしまいます。さらに家族が面倒をみることになります。介護してもらわなければなりません。(身内がいなければ大変です。)一旦、病気になれば悪循環となり、どんどん悪くなる一方です。自分自身も辛く、耐えられなくなります。毎日、あちらこちらへと通院、場合によっては、入院も同様に転院しながら・・と続きます。もう、医者の言う通りにしなければなりません。そして痛みを軽減するために、手術や薬漬けです。しかし自分は、ハイハイと言う(従う)しかないのです。今や多くの方がそうなのです。そのため若い時は、医者から「健康(養生)に気をつけて!」と言われても、自分の態度はまるで王様(または神様)みたいになっています。しかし歳を重ねていくと、自分の態度は逆転していくのです。

自分の人生を上手に生きている人は思考が「健康」に傾いているのです。若い時から、非常に「健康面」に気をつけ、先生(医師や指導者)の言うことを聞いています。結果的に心身共に強くなるのです。体は丈夫になり、中高年になっても他人に依存することなく、最後まで円満に人生を過ごすことが出来るのです。

どなたにとっても「健康」に関して、まだ!ということはないのです。若い人でも高齢者であっても、「少林寺気功(1500年の歴史がある少林寺秘伝の気功)」を、この東京で習うことが出来るのです。少林寺秘伝の気功は、アメリカでもヨーロッパでも、また中国国内(少林寺でお坊様にならない限り)でも、(習いたくても)習えないのです。

ぜひ、皆さんにとって大いに役立つものです。どうぞこのチャンスの大事にしてください。