先日、区の施設において、48期生の授業を行いました。隣の部屋から軽快な音楽が流れていましたので、見てみるとエアロビクスをしていました。人数も多く、20~30人位がリズムに合わせて踊っていました。私は来日した頃(30年位前)を思い出しました。その頃、エアロビクスがとても流行っていました。当時、様々な方との交流がありましたし、いろいろな業種の人が少林寺気功を習いに来ていましたが、指導員養成コースの2期生の中には、有名なエアロビクスのインストラクターが数名いました。私はその中の一人に、なぜ人気のエアロビクスをたくさんの生徒に指導しているのに少林寺気功を習うのか?と聞きました。その方は「エアロビクスは、リズムのある音楽にのり、確かに良い運動です。しかし現代人が抱えているストレスや病気などは心(精神)からくるものであり、心身の深い部分のストレスに対して、人気の運動ではなかなか改善しません。」と言いました。

 実にそうなのです。少林寺気功によって、その心身の深部に対してアプローチが可能であり、ストレスを改善させることが出来るのです。

 そのインストラクターは長崎から11年間(月二回受講)かけて、指導員養成コースの師範コースを卒業しました。東京には毎回、飛行機を利用して通いました。

とても実力もある人気があるエアロビクスのインストラクターであるにも関わらず、当方の指導員養成コースに入会し、卒業まで努力して頑張れたか?

 それは、少林寺気功が人々に必要なものがある、という特徴があるからだと言えます。

 是非、この事を皆さんも参考にして、今こそ、大いに役立てるようにしてください。