先日、世界易学大会の常務理事会が開催されました。この大会の(第22回目に当たる)開催は、2019年10月頃(秋)に決定しました。実は(3年に一度開催している)当協会の世界少林寺気功武術大会と、世界養生気功風水武道連合総会と
の合同による主催で行う運びとなりました。

私たちの「世界大会」が東京において、これまで4回開催いたしましたが、その実績と信頼性によって、評価された結果です。また、2015年に北京で行われました「易学世界大会」に当協会も参加いたしまして、当時、協会の発展と活動の歩みを伝えており、これまでの20数年の実績が認められて、今回、常務理事会における信頼を築き上げました。よって、合同による主催し、交流大会として、開催することが可能となりました。この易学世界大会は、過去に日本で行われましたことはありません。ですから、今回が初めてとなります。日本における易学、そして風水は絶えず人気のあるものであります。
 今回の大会では、世界のトップクラスの方々、またリーダー的立場の人、各国の有名な(易学、風水、占い等の)専門家たちとの交流を深めます。そして日本において開催されるということは、(各分野の方々の功績により、)益々の発展が期待さます。
 さらに各自のレベルを高めていくことも可能となり、より深く関わっていくことができることでしょう。同時に「気」の思想の観点から、人間の健康の追求する部分に関わり、深い交流がありますから、私たちの実践している「少林寺気功」、そして指導している「気」について、東洋の文化からもいろいろ学ぶことができるのです。
 今回、こちらをご覧になっている皆さん、そして易学や風水などを仕事として活動している方々も、是非、この大会に参加して頂けましたらと思います。
 さらに当協会のお知り合いの方や仕事関係の方などにお声を掛けていただき、どうぞ一緒にこの大会を盛り上げていきましょう。皆さん一人ひとりが活躍する場として、活用していきましょう。

 少林寺は、「禅」、「武」、そして「気」が中心となり、滅多に一緒にならない「易学」、「風水」が一緒に行うというのは珍しいことではありますが、実は陰陽学的にも良いことなのです。「陰」と「陽」は、単に相反しているのではなく、陰陽の互根、消長、転化をしていくものなのです。
 私たちの健康のため、また精神や肉体面の強化する上においても、特に「易学」というのは、理論の立場での指導にあたることができるのです。
 是非、上記の大会を通じて、皆さんのそれぞれの関わりの中で、また仕事面で大いに役立つものになるでしょう。