世界健康禅武医気易総合大会が終わり、一ヶ月が経ちました。当協会の各教室も通常流れに戻りました。この世界大会は、指導員のために開催しました。私と協会会員(ボランティアスタッフ)は、大会のために時間をかけて、準備や調整をしてきました。また大会当日だけでなく、その前後も含めて多くの時間を費やしてくれました。こうなると普段の授業の時間が減ってしまうと感じる会員もいたことでしょう。会員の皆さんから見たら、マイナスに見えるからです。
 しかし、この協会の教えているものは単に純正な技術のみではありません。会員の皆さんが習うもの、また指導員として教えていくものは、一人の人間の全体(肉体、精神)と関係するものであり、生き方すべてに影響を与えるものであります。ある人は「健康」のため、また「美容」や「ダイエット」などのためと習い始め、実践しています。どんなきっかけであっても、自分の人生(生活や取り巻く環境)の中に、活かされていることが重要であり、一つひとつが改善されるのです。
当協会の指導の中身(動功、静功、理論など)は、非常に役立つものでありますが、実生活で活かす訓練や練習(今回の場合、世界大会の準備や当日のボランティアとして参加)することに本当の意味があります。
 さらに大会において、多くの来賓として招いた海外からの有名な先生方々は、素晴らしい功績をお持ちですから、皆さんの視野を広げるために、身近に接して交流を深めて、レベルアップをさせることができるのです。こういうチャンスは、普段は絶対にありません。ですから、大いに活用すべきなのです。さらに、自分の健康でも、仕事に関しても効果が表れます。こうした機会がしょっちゅうあるわけではありませんので、チャンスがある時には、積極的に行動をおこしてください。
 世界大会は無事終わりました。皆さんもレベルアップしました。今後、益々、一人ひとりの困難を乗り越え、消化できるように、人生の中に応用して欲しいと思います。