今、私はアメリカ、サンフランシスコに来ています。(昨年10月の)アメリカ集中講座の続きで、気功師コースの基礎と三大動功の虎龍双型養生功の集中講座を行っています。前回は4名受講して、鶴功三十六式を見事合格しました。今回は新たに人数が増えて、鶴功三十六式の受講生と、次(虎龍双型養生功)に進む方もいます。少しずつですが、こちらアメリカでも、「少林寺気功」は盛り上がりを見せています。これからも、どんどん広まっていくことでしょう。

これらは、現地で活動している江口亮さん(サンフランシスコ支部長)の努力の結果です。また今年1月には16期生の長谷部さんが、サンフランシスコに家族で永住しました。今回は現地で会う予定になっています。

アメリカでは、「少林寺気功」の関心が高く、多くの人が興味を持っています。そのため、今後も益々アメリカでの集中講座が増えていくことでしょう。

こうした“広まり”については、その昔、達磨大師の時代と同じだと思います。その当時、その教えについて理解を示したのは、たった4人の弟子だけでした。しかし、200年も経っていくと、世界中に広まっていくのでした。誰もが認め、良いものというのは、このようにして時間をかけても広まっていくものなのです。私たちの指導している少林寺気功は、現代においても様々な人々に役立つものであります。精神(心)の面や肉体の面、また能力開発にも役立ちます。

我々人間は、この世で生きているわけですが、それぞれが必要とする能力に対して、少林寺気功の練習によって、育てること(レベルを上げること)が可能なのです。さらに一人ひとりが抱えている問題(病気、悩みなど)にも効果的なのです。

現代はストレス社会と言われていますが、これから未来にかけても、「少林寺気功」は大いに役立つものとなることでしょう。

また帰国しましたら、「今日の言葉」の中で今回の集中講座にご紹介やご報告します。