去る3月16日~20日の4日間、私と指導員2名と一緒に台湾に行って来ました。毎年恒例となりました「第19回中華生物エネルギー医学気功総合大会」に参加いたしました。大変賑やかに、そして盛大に行われました。

今大会において、同行した指導員2名は演武の披露をいたしましたが、会場の参加した皆さんに、とても喜んで頂けました。

今大会は3/18に開催されましたが、その前日には、高雄にある社団法人気功協会のメンバーとの交流会がありました。大変立派な歓迎式をして頂き、盛り上がった会議となりました。この会議の中で、私は講演を行いました。場も和み、

お互いの理解を深めることが出来ました。そのため、こちらの「少林寺気功」の素晴らしさも伝えることができましたから、とても貴重な場であったと思います。

 

3月16日(第一日目)

成田空港には、私と指導員2名とも、時間通りに集合し、出発前に一緒の写真を撮りました。予定通り出発し、午後には無事、台湾につきました。ただ荷物の手続きに少々時間を取られました。一段落して、空港から出ますと、(旧)会長と(現)副会長のお二人が、お出迎えしてくれました。そして移動のために車も用意してくださいましたので、とても助かりました。

まだホテルに行くには、早い時間でしたから、車で観光名所など、案内して頂きました。夕陽が絶景の場所にも連れて行ってくださいました。皆さんとのおしゃべりも弾んで、気の交流を築きました。

夜には地域の関係幹部の方々が集まり、私たちのために宴会を催してくれました。あわびや海老の料理、また蟹、魚など、たくさんの美味しい海鮮料理が並びました。最初の晩は、高雄で中心的な幹部の方々(10名ほど)との交流を深めました。楽しい会食も終わり、私たち3人はホテルに向かいました。港のそばにある古びた感じのする建物でしたが、中はきれいで、泊まりやすいホテルでした。

 

3月17日(第2日目)

この日の朝、私たちはそれぞれ気功の練習を行いました。そして食後もゆっくりできました。午前11時頃に迎えが来ました。今回は、中華生物エネルギー協会の皆さんたちが、この近くの会場を貸しきりをしまして、私たちの歓迎会を盛大にしてくれました。

皆さんは、用意していた「熱烈歓迎」という旗を挙げて、「全日本少林寺気功協会訪問代表団」と書かれた横断幕も掲げ、歓迎してくださいました。
現地のメンバー総勢200名位が会場入口の左右に立ち、拍手で迎えてくれました。私はこんなに大勢の方々が歓迎してくれるとは想像もつきませんでした。せいぜい10~20名ほどのメンバーで、皆さんと交流のために食事会をすると思っていました。でもこれが伝統的な中国の対応なのです。私は軽い気持ちで伝えた食事会のつもりが、こんなに大きな会になり、盛大に開催されました。私は一度、車に戻り、改めて正装に着替えて、招待を受けました。

主催してくれました(現)会長が、私のことを紹介してくださいました。私も中国語で30分位、自己紹介いたしました。日本での活動紹介、また私たちが秋に開催する世界大会について、詳しく説明しました。一通り紹介しましたら、皆さんは大きな拍手をしてくれました。
また、この食事会には台湾で有名な投資と税金の専門家が来ていたので、その方のちょっとした講演となりました。会場にいる台湾の団体の方々の大半は60~70代です。それぞれ仕事場でも幹部や役職のある人だったり、地域の活動でそれなりの地位にある人たちばかりです。そのため、お金の管理などについては、大変関心が高く、皆さんは真面目に聞き入っていました。

美味しい料理をたくさん食べ、終盤にはお互いにお土産を交換しあい、さらに交流を深めることが出来ました。
最後には音楽もかかり、カラオケタイムとなりました。台湾の方2名が歌い、こちらも指導員の宇田川さんが上手に歌いました。とても大きな拍手を頂き、大いに盛り上がり、楽しいお食事会は幕が降りました。

(その2)につづく。