ここ最近の話題として、私のフェイスブック、ツイッター、ブログ、ユーチューブ、また協会メルマガなどで、少林寺内家拳について、ご紹介しています。このきっかけとしまして、少林寺の武術指導者は武術を少林寺外家拳と称しました。この表現に対して、少林寺気功は少林寺内家拳と言ってもおかしくありません。多くの人は、少林寺の気功と武術を全く別のものととらえ、分けて考えています。そのため、外家に対して内家と相対的な表現をさせていただきました。これは分かりやすいための言い方です。また拳法の説明上、そのような表現で言うこともあります。もし内家拳は、拳法か?それとも気功か?と疑問になる方もおりますので、気功とご理解していただきたいと思います。

嵩山少林寺内で伝わる少林寺七十二芸のうち、三十六芸は外家拳、残り三十六芸は内家拳の訓練になります。このように少林寺では、外家と内家の両方を持っています。実のところ、元は一つの統一されたものからですから、少林寺内家拳と外家拳は分けられないのですが、少林寺の武術は内家と外家の両方をもっているという特徴(現代中国国内における武術の流派は、外家、または内家のどちらかになります。)があります。日本の武道でも、たとえば空手であれば、外家の特徴があります。また合気道や柔術は少し内家の特徴を持っています。

当協会の武術教室で行なう型や練習(*呼吸法であったり、少林寺四段功は外家拳ではありませんが)は少林寺外家拳の訓練、そして少林寺気功(*指導員養成コースの内容)は、すべて少林寺内家拳の訓練となります。

今年2月に開催されました嵩山少林寺の動画投稿世界大会において、武術の型の参加と当協会の会員の皆さんの多くは少林寺内家拳を披露し、素晴らしい成績を納めました。たとえば「長护心意門」などの拳法は、少林寺内家拳です。少林寺気功養成コースの会員の方は、少林寺秘伝の三大動功(特に鶴功三十六式、また虎龍双型養生功や羅漢神功の型の中にもいくつかあります)の内家拳の技を練習し、この大会に参加しました。結果、(武術と合わせて21個の一等賞でしたが、)少林寺内家拳では、13名も一等賞を頂きました。13名のうち、7名はすでに卒業した方がエントリーして受賞いたしました。