本協会で指導する少林寺気功とは、単に他人に見せるものではなく、運動不足の解消として、また運動そのものを目的としてあるものではありません。瞑想も形で終わるものではありません。自己の人生を有意義にさせ、より良いものにさせるためにあるものです。人生の中で、たとえば仕事においても、何か出来事においても、「ある部分が良くなった」とか、「これは解決できた」ということではなく、総合的にレベルアップした人間性を育成されるのです。少林寺気功の練習には、ポーズができるようになって満足とか、知識として理解できたから終わりではなく、体の隅々まで(全ての細胞まで)活かされて自己が変わるものでなければなりません。座禅(瞑想)中は、心は悩みや不安な自分とつながり、解決していけるようになるのです。動功の場合は、心と体をつなげるようにして、細胞、また遺伝子まで活かし健康になるようにいたしましょう。自分の体内の気の場と宇宙(外部)との気の場とつながることを意識しましょう。一つのポーズ、一つの呼吸、一つのイメージは、全て一つにして少林寺気功を実践してつながれば、全ての問題は解決するのです。