最近、嵩山少林寺のHPの中の「少林功夫」➡「功夫研究」に私の記事(少林寺気功に関する文章)を載せました。全文が中国語ですから、皆さんが御覧になっても分からないと思いますが、内容は「少林寺気功」の紹介です。
“少林寺気功”とは、少林寺秘伝のものですが、そのレベルが高いものになると、少林寺の中のお坊さんでも(もちろん管長や副管長は理解しておりますが)、特に若いお坊さんたちは完全に理解しているわけではありません。中には中レベルも理解していないお坊さんもいるのです(硬気功は理解していますが…)。
この度、私は掲載にあたって、依頼を受け、少林寺気功について、少林寺の全体の中でも一番中心となる重要な部分を説明いたしました。
なお、この原稿の総編集者は、「禅」や「少林寺」のことを詳しく学んでおりましたので、私の伝えることをきちんと理解してくださいました。少林寺の全てのお坊さんと各武術家たちとの対談などの文章もHPに掲載してありますが、内容に関しての判断力は高いものでありましたので、今回も良くまとまったものとなりました。
この記事をご覧になった方には、とても良い反応を頂きました。これまで外部に対して出したことはありませんでした。しかし嵩山少林寺には、今回開催しました世界少林寺気功武術健康大会において、多大なるご協力を頂きましたので、恩返しという意味もあり、嵩山少林寺のHPに「少林寺気功」の掲載を決意し、紹介させて頂きました。
私の教える「少林寺気功」は、(世の中には、多くの気功があり、一つひとつには良さもありますが)最も“深く”、そして“広い”意味のものであります。
気功に関する本も多くございますが、私が書いた本の中身では、たとえば「禅」の人物像に関して、(日本の他の作者も、同じ人物について紹介したものもありますが)理解の深さが、全然違います。
ですから皆さんも、私の本や協会HPの「今日の言葉」をご覧頂いて、さらに理解を深めて頂けましたら、もっと役に立つと思います。

私たちの「少林寺気功」は、現代社会にとって“健康法門”、“修業法門”、“武道”、そして“医学”のどれもトップ(一流)になる法門であります。各々、練習におけるポイントは、各教室の中で身につけていきます。私たちのシステムのコースも、誰でも実践しやすいように設定してあります。武術もあり、気功は動功や静功(座禅)もあります。それらをいろいろな角度からアプローチでき、深い訓練が可能となるのです。

以上のことを知識として知っても、たとえ認識したとしても、すぐにできるようなものではありません。まずは本当の自分自身を知り、自分にとって必要なことを実践していくが重要です。そして修業によって、自己を改善し、または脳力の開発をしていくことが可能なのです。ただ本を読んだだけではいけません。
是非、皆さんは「少林寺気功」の各指導員コースが用意してありますので、益々健康に、そして潜在脳力を開発していけるよう1ランク上のコースを学び、それぞれの人生において、活かせていけますよう頑張ってください。