今は天気もコロコロと変わり、季節の変わり目です。生活面では確定申告や年度末といった忙しい時期でもあります。また学んだことの成果を上げて、一つの区切りの時でもあることでしょう。さらに卒業のシーズン、桜が咲きはじめ、4月からは新しいスタートです。

本協会では、この4月から「国際医療気功師コース」、「国際医療高級気功師コース」、また「国際医療気功師師範コース」が始まります。こちらについては、既に協会HPなどでご紹介しているところであります。これらのコースは、現在の気功師(指導員養成1)コースを基にしています。長年、医療に関しても指導していますから、(新規というより、)さらに資格の幅が広がったと言えるでしょう。

具体的には①国際医療気功師、国際医療高級気功師、また国際医療気功師師範の資格が取得することが出来るというものです。(もちろん、これまで指導員養成コースの各レベルを修了した方も該当致します。)

これまでのコース同様に受講して頂きますが、これまでの認定証は嵩山少林寺から発行されたものでありますが、今回は各コースに追加された資格であり、従来のものと併せて取得も出来るようになり、より充実したものであります。

「医療」に関して言えば、医療理論を学び、気功の型を覚えるのは健身のために修行として実践、また気の練習としてもあります。さらに毎回、一時間半(月2回)を一年半かけて外気治療を学びますが、他人への施術としても、自分自身の健康のためにも行えます。さらに、たくさんの瞑想も行い、心身の両面に働きかけていきます。こうした訓練により、身に付けたものは、医療と同等であると言えるのです。

本協会は、これまで25年間指導員を養成してきましたが、私は多くの医療的実験を続け、良い実績を上げてきました。たとえば、私が世界で唯一行った気功麻酔による抜歯治療は、現在においても誰一人真似のできない事例であります。日本だけでなく、アメリカの医療業界でも大変驚かれた実績であります。このような技術や「気」の威力に、日本の皆さんも大変興味は示しておりますから、私も伝える意義を感じます。

この4月からスタートする「国際医療気功師コース(44期生)」は、とても素晴らしいチャンスになりますから、ぜひ、受講してみてください。

さらに上のコースの「国際医療高級気功師コース」、また「国際医療気功師師範コース」も4月からスタートいたします。レベルも上がり、受講内容も深くなります。気功も皆さんが知っているものとしては、「易筋経」、「洗随経」などがあり、また「易筋洗随経」や「心意把」、「少林寺柔拳」などがすべて国際高級気功師コースに含まれるのです。現在、気功師(指導員養成1)コース修了した方は、もっと気功のレベルを上げるためにも、上を目指しましょう。そして国際医療高級気功師、また国際医療気功師師範の資格を取得いたしましょう。

以上のことは、今、スタートさせなければ、次回は2年後になってしまいますから、どうぞ早めのご決断をして、世の中にも役立てて頂けたら、と思います。

 

雑誌「秘伝(3月号)」(現在、書店で販売中)の巻頭特集に、私の「心意把」が紹介されています。これは少林寺の中で秘伝とされている心意把のことです。これが正式に公開されるのは、歴史的に今回が初めてのことです。実はこれまで、この(少林寺の)心意把は公表することが認められていませんでした。ですから、外部の者が出来るということは少林寺でも把握しておりません。今回が世界初の公開なのです。(もちろん、この掲載に関しては、少林寺からの許可を得ています。)私は現代日本の事情から必要性を感じて、この公開に踏み切りました。

また、アメリカの最大の武術系の雑誌であるカンフーマガジン(こちらも現在、アメリカ国内の書店で販売されています。)に、昨年アメリカでの指導員養成集中講座の際、取材のありました国際医療気功師コースで教える「虎龍双型養生功」についての記事が紹介されています。やはり良いとされるものは、世界でも良いものです。こちらが指導するものは、世界的にも認められ、自分のために身につければ、大変役に立ちます。人生の質を高め、世の中にも貢献できる人間性を作ることが出来るのです。今回の2つの雑誌は共に専門誌ですが、専門誌であればあるほど、その分野のトップレベルしか掲載されません。

ここで重要なことは、世の中に対し、社会的存在の証明されることです。私が広めるもの(指導員養成のもの)は、多くの人たちに役立つものです。

どうぞ4月から一緒に始めて参りましょう。