あるお年寄りのお坊さんには二人の弟子がいました。年寄りのお坊さんは足が悪いので、一人の弟子に言いました。あなたには左足を任せますので毎日揉んだりして責任持って管理してください。もう一人の弟子にも言いました。あなたには右足を任せていますので、しっかりと責任を持って揉んだりして管理してください。初めは二人の弟子は頑張っていたのでいい結果が出できましたが、そのうち右足を管理している一人のお坊さんがいないときに、左足を管理している弟子が怒って「私が管理している足よりよい結果が出ているなんて許せない」と思い、年寄りの坊さんの右足を石に打ちつけました。右足は左足よりも悪くなってしまいました。左足を管理している弟子がいない時に、右足を管理しているもうひとりの弟子も同じ事を考え、石で左足を打ちつけてしまいました。最後にはお年寄りのお坊さんは歩く足を失ってしまいました。
嫉妬の心をなくさないと、自分だけでなく他人にも非常にマイナスになると思います。