大きなある会社が中間管理職の人を募集する事になり、筆記試験と面接結果から選ぶ事になりました。 募集は10名でしたが、実際の申し込みは数百人いました。その後、試験の結果をコンピュータで計算して10名の優秀な人を選びました。 社長は採用者の人を一人一人見ていたときに、成績は優秀で、面接のときに印象の強い人が10人の中に入っていないことに気づき、部下に調べさせました。 実際にその人の総合成績は2番目に優秀な成績でしたが、何らかのミスで間違ってしまいました。 その社長はその間違いを直して、その人に採用通知書を送りました。 次の日になると、会社の人は社長にびっくりする報告をしました。その人は不採用となりビルから飛び降り自殺してしまいました。この事を聞いた社長は長い間沈黙してしまいました。 社長のお付きの人は「本当に残念ですね。そのような才能のある人を間違えただけで採用できずに」と言いましたが、そこで社長は「いや逆に採用できなくてよかった。意志の強くない人は大きな事を成し遂げる事はできい」と言いました。