孫子の兵法書の中に書いてありますが、もう負けて引き上げる軍隊に対しては追撃しないほうがいい。
もう相手が逃げる敵はずっと追いかけるような事はしません。
これは孫子の兵法書の中に書いてある有名な話です。
相手が全滅寸前で、逆に攻めても、「窮鼠猫を噛む」の諺どおりに反撃されてしまい手痛い損害を被る場合があります。
また中国にも「逃げない魚は鯨をも食べる」という諺があります。動物も人間と同じです。
だから余裕を持ち、相手の道を残すという事は基本的な禅の考え方です。