連載 「指導員U・V感想」
    指導員U第2期生・指導員V第1期生による受講感想
11月25日(土)11月26日(日)指導員コースV

 11月のIIIは、第四週の土日連続開講となりました。今月は前半にロスとタイで学会があったため、変則的なスケジューリングなのです。
 土曜日は、前回受けてなかった三人のために時間を割いていただいて「観音功」試験、続いて「心意把」の復習の機会がありました。体育館のような平滑床面上での「心意把」錬功は久しぶりだったので、土の上に慣れた感覚からすると、やはり勝手が違います。が、どのような状態でもその環境下でこなさなければならないのは、言うまでもありません。
 その後、「虎撲把」を習いました。「心意把」同様に少林寺内で秘匿されて続けてきて、中国以外では初めて師父のご尽力により日本に請来された奥義です。
 師父は、実に活き活きと「虎撲把」を師範されました。「その感懐毎そのまま、師事する私たちに伝わる(んだったらいいなぁ)!」という感じです。

 守秘義務があるということと、何より習ったばかりなので、以下は「虎撲把」に対するあくまで現段階での、一個人が感じた印象の観念的表現に止まることを明記しておきます。

 さて、三大動功、基礎気功、動功指導員レベルアップクラスIIの内容を精錬してきた人ならば、「虎撲把」らしき動きは、取り敢えず出来るように思えます。少林寺気功や武術に全く造詣がない人ならば、「虎撲把」は「心意把」同様、「???」という感じではないかと思います。
 はたまた、ヒューマノイド(人間型の宇宙生命)が織りなす動きの美しさを熟知しているような、進化を遂げた知的生命体が居るとすれば、きっと絶賛することでしょう。あるいは「虎撲把」の動きにヒントを得て、虚空からクリーン・エネルギーを得る方法を考案するかも知れません。事実、錬功後は筋肉・筋・関節・骨膜・骨髄までも全身に気が通り、充実する感じがありました。どうかすると気が通り過ぎ、充実し過ぎのようでもあります。爾後に気をどう収束するかが課題の一つです。
 武術的にみると「虎撲把」は、「柔」の部分しか表面に出てこないし、「勁」の通し方は、詳しく述べることは出来ませんが、八卦掌など所謂内家拳の特徴と言われている少林寺からそれらに広まっていった諸法が、多く兼ね具わっています。「天下の功夫、少林寺より出づ」を、またこんなところからも覚った思いです。

 少林寺気功が師父によって日本に請来してから、すぐに師事し始めた一番長い先輩は十余年ですが、それ以下の私たちが習うことができるのは、かなり高い下駄を履かせていただいている所以です。「虎撲把」は少林寺気功における一つの至宝であり、習熟度で例えれば、本来は書聖の筆になる草書に相当します。内外兼修により錬磨していき、融通無碍に変化させるような賜物です。

 翌日の日曜日は復習に充てられ、続けて出席が叶った人は、さらに功を錬ることが出来ました。何気ない日常から通い、気さくな老師から学んでいるとつい忘れがちですが、「日本に居ながら鑑真和上に始めて仏法を授かったのと同等以上の価値ある学びなのだ」と再認識した二日間でした。 (七期 K)

9月14日(土)指導員コースU・9月21日(土)指導員コースV


前回からだいぶ間隔が開いてますが指導員Uは少林寺の八段錦、Vは観音功を 習っています。

観音功は7〜8回くらい授業が進んでいますが、初めのほうは体をねじって手を伸ばす動作が多くその次のは体を反ったり倒すというか伸ばす動作が多いです。その後は手を動かしながら馬歩になったり立ったりの連続があり、今やってるのは手を手印にしながらの動作が多いです。ストレッチのような動作が多いように思います。気功は全般的に普段しない動作が多いのですが観音功はゆっくり無理なポーズをする場面が多いように思います。そういったところでは易筋経に似ています。
動作はそんなに派手ではないですが効果は高く感じます。

(9期K)

9月9日(土)指導員コースV

少林寺観音功の5回目。
観音功は、その前に習った少林柔拳などと比べると
体の動かし方は割とシンプルでゆったりとしています。
そのため一つ一つの動作や動作の繋がり、呼吸や気の流れには、
より一層の正確さといわゆる気功らしさが要求されますが、
今回はこれまでとは少し異なって
武術の動きなども取り入れたやや早い動作も含まれていました。
そのためもあってか、通常より少なめの動作を
何度も繰り返して練習しました。

「指導員」クラスの皆さんは大変真剣に練習され、
毎回練習を続けていると教室の中が
皆さんから出る良い気で満たされていくように感じられます。
(9期O)

5月27日(土)指導員コースV

 この日は前に行われている武術教室の写真撮影会が行われました。 女性は華やかな色彩りどりの練功服を着て、かっこいいポーズをとって撮影されていました。
 コースVは引き続き柔拳二路。最初の指導の後の自由練習の時間には、 先生も先日購入された新しく華やかな練功服を着て撮影をしていました。
 練習の最後にはVの人達もポーズを取って撮影。
今日習ったばかりのポーズを決めたのですが、撮影の間同じポーズを維持するのは結構大変で、いい練習になりました。

(S.O.)



【指導員V】2006.2.11

風が強く寒い中、皆んな元気いっぱい柔拳第2路の練習に励みました。今、中盤を過ぎた所ですが、六合功と禅圓功、柔拳第一路に比べ、動作が多く難しい!しかも早い!俊敏な動きと柔軟、剛進、意気力合一を要するのですが、まだ柔と剛の動作をリズミカルに持って行けずに苦労しています。
一に練習、二に練習しかないと自分にむち打ちながら頑張って行きたいと思います。
(2期 M)



【指導員V】2006.2.7

11月24日からの続きになりますが秘伝なので大雑把に記します。
右手で内に払い右に払い下に落とし突きながら一歩進む。右で交わすというか落とすというか(小さい動作で)次は左また右で左を突きながら一歩進む。右手で内に払い右に払い下に落とし突きながら一歩進む。次のは左で内容は同じ。右パンチを左手で内に交わしながら左に移動して右で突く。頭の上で腕を掴む動作をしながら右に後退。同じ動作をしながら左に後退。左右三回。今度は同じ動作をしながら前進左右2回。腕を掴んだ状態で上から下へ下ろす。両手を頭の上ににあげながら左弓歩。腰を落としながらあしをクロスした状態で十字受け。

28日の内容
立ち上がりながら左足を蹴上げ足の甲を左手でたたく。その足を180 度後ろ向きにして下ろし,その勢いを利用して右足で内まわし一番上に上がってる時足の裏を左手で叩く。内まわしで360度回転して元の位置に戻り右足踏みすると同時に両腕で顔をガード。

28日で20の動作のうち12こ終わったとの事。正直に書くと日本の武道の指導員などでは指導できない技、日本では思いつかない技がかなりあった。武術気功というより中級武術でならっているのより高度な武術に思う。あと8動作あるらしいがこれからどんな技が出てくるかもの凄く楽しみで眠れない・・・・

気功は武術から生まれたと聞くが、武術の型をゆっくりやっていたら気功が生まれたのかもしれないなぁというのが今の自分の考えられる範囲です。もしかしたら高度な技になればなる程気功としてやった時効果があるのかもしれない・・・これはわかりませんが。

もうひとつの考えとしては、何か武術をやってはいけない時代があって高度な技を気功の中に隠し練習していたかもしれない・・・という考えがあるのですが。秦先生に聞いてみないとわからない。

入った頃はよくわからなかったのですが、秘伝の事を教えてもらうというのはもの凄い事でとてもありがたいことだなあと今は実感しています。あとはどれだけ自分でモノに出来るかというだけです。

(9期 黒柳)


【指導員V】2005.11.26

少林柔拳2の続き。右手を拳にして左にはらい、そして右、下、前に出す。
次の動き、右手で左にかわし、左手で右に交わし、右手を後ろへ、左手を後ろへ、
そのまま下へ勾手。それを流れるように継げる。切れない。これを4回行い終了。
そして最初からここまで繰り返し行いました。

今は型を覚えるので精一杯だが、どう表現して良いのか迷います。というのも
武術のようなスピードや力強さがないので、スカッとしたり、元気にならない。
また気功のようなゆったりとした波動の中に、どっぷり浸かった充足感もなく、
中途半端で体の中にストレスが溜まるような感じです。

この前の忘年会の時に、サンフランシスコ大会の演舞のビデオをみました。
1つの型で人によって、音楽によって、いろんな表現方法があることを感じました。
思っていた以上に幅が広かったです。

はてさて、この柔拳はどうすれば・・・・・?(7期0)


【指導員V】2005.11.3 New12/13up

本日は、30分間自主練習でした。少林柔拳第2路の今までの復習。2週間ぶりですっかり忘れていたので、繰り返し行うことで型の流れを継げることが出来ました。
そして先生が会場に入られた瞬間の雰囲気がすごかったです。私は、近視なので顔の表情は、良く見えませんが、“何かあったぞー”というピリピリした気配を感じました。
それが分かる自分は、すごいと思いましたが、きっと皆も感じて知らん振りしているのでしょう。ピリピリした気は、ある意味、私のだらけた気持ちをシャキーンとさせていただけるのでOKです。
今日は、少林柔拳の続きです。肘打ちの拳と前に拳を出す2種類を続けて行いました。肘打ちは、今まで行ったことが無く、上手く動かせなかったので、首・肩に続く筋肉を硬直させてしまいました。左手は、更に行いにくく、練習量がかなり必要なのを感じました。 特に武術は、気の出し方、筋肉の収縮・弛緩を上手くしないと、体に変にエネルギー溜まり次の日が、大変です。イメージ・形・呼吸を大切にしながら、練習中に体を緩め、リセットすることも絶対に必要だと思います。一瞬・一瞬・・・・・(7期0)



【指導員U】2005.09.03 第11回

9月3日は少林寺洗髄経の初回、第一段です。動きは前回までの易筋経内経とかなり似ていますが、洗髄経の第一段は坐式であるというところが大きく違ってます。

 座ってるのだから楽そうだと思うと意外にも、やってみると結構、腹筋や背筋を使うものでした。腕をしばる動作も両手を持ち上げる動作も、上半身だけで支えるのって見た目よりもキツかったんですね。立っているときはあまり意識してませんでしたが上体のねじれは下半身が吸収していたようです。易筋経内経と動きは同じようなので、もしかして坐式は足が弱い人用に作られたもの?と勝手に考えてましたが、立身式と坐式にする意味はこんなところにあったのでしょうか。 

 上体の動きは体幹部に吸収されて最終的には背骨に伝わるみたいです。なので立っているよりも背骨の存在感があります。これは私の背筋力が足りないからかもしれませんが、両手を持ち上げるにしても、左右を向くにしても背すじに力が伝わっていくようです。なるほど、洗髄の髄は脊髄のことで、そういえば動きの中に両腕を洗濯ものを絞るようなのがあったあった。と、勝手に納得してはいけませんね。もっと深い意味があるのだと思いますが、きっとそのうち分かるでしょう。

 それにしても坐式というのは眠気を誘うのでしょうか。少し寝不足だったせいもあると思いますが、だんだん動きが緩慢になっていくようでした。気を引き締めてやります。(F)


【指導員V&気功ビクス】2005.10.8 第9回

柔拳に入り2回目の授業です。
 第一路とは違いかなり武術の要素を持った型で、歩法と力の関係についても説明が
ありました。人数が少ないこともあり、先生から直接ポイントの指導もしていただ
き、とても充実した練習になりました。

 今回からVの時間前に基礎クラスができ気功ビクスをやりました。3期生までやっ
ていたらしく僕ははじめてみました。アップテンポの曲にあわせて行うのですが、
やっているうちにどんどんはまっていき、とても楽しかったです。
(9期S)


【指導員V】2005.09.24 第8回

本日よりめでたく
秘伝少林柔拳第二路始まる 
始めより微妙な動き 
いささか戸惑いの感
まず拳を握り腕を右左と 
交互に上から捻り下ろす
肩腰柔らかくし全体で動かすべし
なんとも流暢に行かぬもの・・・
次に右に向き手は掌にして両の腕を
胸の前で縦に二回くるくると
円を描き回しつつ一歩後退
第一路でも同じような動作があるも
それは前に進むもの・・・
後退となるとまたさらに難儀
その上つづくは同動作で飛びながらの一歩後退
この時に腕をまたもや二回回すが
まったくもってややこし
足が地に着くも未だ腕の動き終わらず・・・
というまぬけな有様
如何に・・・
最後は体を左前方45度斜め方向に向け
左膝を立て右膝を地面擦れ擦れまで下げつつ
こぶしを両側より水平に大きく回し
胸の前で向かい合わせる
(表現力の乏しさあしからず)

さて第二路
第一路より動き多しとあり
始めよりこの様子
前途洋洋・・・
流れるような肉体と気の美しき融合
肉体あるうち修得せん
(7期S)


【指導員V】2005.09.10 第7回

前回の教室で少林寺六合功と少林寺禅圓功が終了し、今回は試験でした。試験は指導員コースUと同 じやり方で、集団で行われました。今回は全員一緒です。結果受験者全員合格しました。春から始まっ た指導員コースVもここで一段落といったところです。少林寺六合功と少林寺禅圓功とも動きは難しく ないので、初心者の方には覚えやすく、また慣れている方にとっては気が流れるのが実感しやすいとい う奥の深い功法です。
 今回から指導員コースUを受講されていて、しばらくお休みした後にこの回から新たにVを開始され た方の初参加がありました。ご希望される方は是非どうぞ。(7期O)


【指導員U】2005.08.20 第10回

早いもので4月に指導員Uが開講してからもう5ヶ月。
今日は10回目のクラスです。
そして、なんと、内功易筋経の試験の日。
「あ”ー、、、駄目だぁ〜!!!っ。」9回の授業のうち2回お休みしてしまった私は不安でいっぱい。半分試験に恐怖を抱きつつも一人一人の試験ではない、ということに微かな望みをつなげつつ、少し早めに会場へ。
思いは皆同じ?(と信じたい)なのか、早めに集まった人達で会場の体育館の下には早くもクラスの半分近くの人達が集合。
皆で輪になり復習、復習。
思い出しながら、確認し合いながら、練習するうち、早くも時間。
先生のお計らいにより、試験の前に練習時間を頂き、なんとか1段から9段までの型を頭に・・・。
試験のためのグループ分け(2組)は、いつも練習しているグループで、とワガママを言ってお願いし、慣れた顔ぶれのメンバーでの試験となりました。ホッ!
幸い、当日試験受験者めでたく全員合格を得、あっという間の1日でした。
試験には合格したものの、やはり、自分のものとするにはまだ時間がかかりそう。
型を覚えた次は気の導引ができるように、気持ちよく型と身体が一体となることができるといいなぁ〜と思います。
なんて、優雅に構えている場合ではなく、次の授業からは「洗髄経」が始まってしまう!!
鶴翔ソウもしかり、覚えることが次から次へ・・・私の脳細胞は果たしてついていけるだろうか??? ふっあ〜ん。
先生、同クラスの皆様、どうぞお見捨てなく!よろしくお願いします。 m(_ _)m
<12期 M.S.>

【指導員III】2005.08.27 第6回

指導員クラスもVに入ると、広い体育館が余計に広く感じられるようになり、伸び伸び練功することができます。
本日は例によって前回までの復習から始まりました。六合功を一通りと禅園功の1から4まで。
それから本日のテーマである禅園功の5と6を新たにやりました。両足を動かさずに手を交互に前後に動かす。やはり何か武術的な動きです。基本は1から4までの動きと同様で、なめらかな円の動きがポイントのようです。
また例によって指導員Vの内容で自由練習の時間が長く取られ、じっくりと復習ができました。各人が熱心に黙々と六合功、禅園功に取り組んでいると、まるで皆で静功をしているかのよう。また、(これはUの復習ですが)激しい心意把の復習をすることでアクセントをつけることができます。前回、先生にチェックしていただいたので私の心意把も少しは進歩したような気も。
これを毎日、8年間続けたら地面を凹ますくらいの功夫が身につくのでしょうか?
うーむとにかく地道にやるってことですね。(7期M)


【指導員III】2005.07.23 第4回


地震。
本日16:35頃関東地方を襲った揺れは、23区で震度5を記録。
直後は鉄道各線が軒並運転見合わせ。クラス開始の時間になっても再開しない路線も多く、そんな状況からか、いつもの半分程しか集まっていなかった。
また、欠席者へのビデオ配送用の撮影機材担当が遅れていたため、先生も新しいことが教えられず
とりあえず復習、復習また復習、3,4がなくて5に復習で始まった練習。
このままビデオが来なかったら今日は復習のみか?と心配もしたが、当の機材は30分遅れ程度で到着したのでその後はさっそく本日の内容に入った。
 
さて今日からは少林寺禅園功である。
少林寺禅園功初日はその1とその2(名称は不明)。両足は肩幅に開き固定、太極拳の推手にも似た動きで双方の手でそれぞれ円を描くような動作を続ける。その1は内回しでその2が外回し。動き自体を覚えるのは簡単だが、実際やるとなると上手く円が描けず、不格好な不等辺多角形を描くはめに。しかも腕と体が同調できていないためフニャフニャカクカクと力は抜け、バランスが悪く左右のスピードがずれ...と最初は燦々たる結果に。
 
それでもしばらく続けると割とまともになってきて、そうなってくるとなかなか気分が良い。
また、先生の言うようにそのまま武術への応用も効きそうである。しかも簡単なようで奥の深さが感じられ、その3以降はさらに複雑な動きになるらしいので今後も楽しみである。(7期T)

【指導員III】2005.07.09 第3回

 この日は大雨でした。その中を運んで来て下さった「タルチョ」もしくは「マニ車」のどちらかを、授業開始前に先生からチベット土産として頂戴しました。一同、感謝。
 「タルチョ」とは経文が印刷してある五色連旗です。チベットに行って来た人達によると、五色は各々に相関する世界を表象し、「幸福と繁栄を祈るもの」だそうです。
 「マニ車」は、一息で唱えられるくらい短めのチベット真言を唱えつつ、可動部を一回右旋転させると、その度に長い経典を一巻読誦したのと同じ功徳を顕す法具だとのこと。信心深いけど文字の読み書きが出来ない仏教徒が多いチベットの、深い知恵に根差した法具ですね。
 また、IIIを一緒に学んでいるチベット帰りの三名からも心配りをいただきました。お土産として「デフン寺の護身符」がこの日の参加者全員に手渡されました。皆、大喜び。

 このようなプロローグで始まったIII。本題の「六合功」は五番と六番に進み、収功まで習いました。気をどこから奉じ、どこまで運ぶのか、呼吸は動作にどう合わせるのかを詳解していただいた前後では、気が浸透していく感覚や戻って来る感覚が全然違います。やはり、そこが少林寺気功の奥深いところ。

 次にIIで習った「心意把」の復習、実にこれが大事。感謝の時間。毎回新しい発見があります。もっとも、嵩山に入門を許され、伝授を許可された人品・運動能力・動体視力・洞察力・応用力に非凡な複合能力を持つ先達でさえ、一生かけてつかんで来た最奥義です。凡夫たる私にして当然のことかもしれません。
 閑話休題、現在の私は全身に及ぶ故障、その他諸々の条件が重畳し、武術はおろか動功の練習も思うにまかせない状態です。しかし、もっと状況が悪い、身体に力が入らなかった何ヶ月か前の方が絶対的なパワーは劣るものの、(それなりにではありますが)動き自体には無駄がなかったように感じます。
 何せ力が入らなかったのですから、力みようがありません。逆に力んでしまうと、冗談抜きに「膝蓋骨が飛び出すのではないか」と思うくらいの激痛が走ります。また、妙な力みがない不惜身命で臨めば、錬功中・錬功後を通じて内気と外気を合わせたような強力な気が、特に損耗をきたしている下肢に滲み渡る感覚があります。断裂していた組織が一気に超回復と整序化を始めるようなとでもいうべき感じでしょうか。「心意把」を直接請来して下さった秦老師は言わずもがな少林寺の先師が挙って応援して下さっているような、有難い強力な気の流れがやって来てくれます。
 武術 < 気功であって、IIの終わりに習う意義も、IIIでこうして復習出来る意味も、生命情報を持つ根源的なその気の流れが教えてくれます。理論的な思考や日常的な感覚を凌駕する思惟伝搬力を合わせ持つ、圧倒的な感懐です。

 これは少林寺気功を続けているなかでも大切な啓示だと銘記しています。禅武一如の最奥義、「心意把」が力だけに依って成るものである筈もありません。「現在身体のどこかに故障を抱えながら、指導員コースやレベルアップクラスIIで可能な限り精錬している方も心配するにあたらない」という福音にもなる体験かと思います。

 ところで、IIIで新たに習うたおやかな「六合功」と激しい復習内容の緩急自在な構成。寂静ともいえる時間。終了時にはすっかり清々しくなっている皆の顔。気功教室を担当している私にはとっては、全てが有難いお手本になっています。 (七期 K)


指導員V】2005.06.25 第2回

皆さんお疲れ様でした。6/25のレベルアップ3の感想を書かせてもらいます。
六合功の4つ目までを繰り返し練習しました。前に出した手を返して引くもの、前に出した立掌を横へ、また前に戻して引くもの、前に出した気を収発させるもの、気を耳の近くから上から下へ下げるものなど単純な太極拳のような動作を繰り返し、始めなれなかった呼吸もだんだん楽になりました。
他には今までに習ったもので家で練習しにくいものを繰り返し練習しました。
要求どうりにやると息があがり大変に疲れますがこれからも頑張りたいです。
(8期H.K)


【指導員U】2005.06.18 第6回

前回の指導員Uの授業から早くも2週間が経ちました。
今日は第六段紐身式を学ぶ予定です。
正直、(あ〜ぁ、指導員Tの時と違ってなんかあんまり行きたくないんだよねー・・。)と授業の準備をしながら私は思っていました。(なんでかな〜?)自ら問いかけると、すぐに答えは見つかりました。
やむを得ない所用のため数回欠席していること、加えて自分の愚図のせいで遅刻をしているために内容について行けないのです。なので授業中はいつも(動きはこれでいいの??次はこうだっけ??指導員Tの時より内容は増えているのに、なんでTと違って先輩から教えて頂ける時間がないの?!)と思いつつ、目は覚えている人の動きを必死に追いかけ、自分の覚えていなさかげんはなるべくバレないようにとも思うので、授業中の私の気持ちは結構千々に乱れます。そんなことがイヤで行きたくないんだ、、と私なりに解釈しました。
ただ授業中少しは復習の時間もあるので、授業の終わりの頃には何とか一通り形だけはついて行けるようになります。するといつしか忙しかった気持ちも落ち着きを取り戻し(ああ、やっぱり来て良かった。)と思えるまでに心境が変わります。この授業後の気持ち良さがあるから、私は今日も行くのだと思いました。私はまだ動き自体を覚えるのに大変なので、内容について細かく書くことができず、折角読んで下さっている方ごめんなさい!
実は次回もお休みしなくてはならず、その次行く時きっとまた(あ〜ぁ)と思うことでしょう。それでも先生から教えて頂く「気」と、遅れた分を教えてくれる温かな仲間に会えることに惹かれて、私は行くのだと思います。でもいいかげん覚えないとヤバいです。試験あるし(汗)。(12期A.S)



 今回は内功易筋経の第六段「紐身式」(中国語で紐は捻るという意味)
を教えていただきました。
第一段から第四段までは比較的に姿勢が楽で、ほど良いリラックスで
集中して練功出来ましたが、第五段の「折身式」から柔軟性に加えて
センスの良さが必要と思われ、だんだんごまかしが利かなくなってきました。

 特に今回の「紐身式」は「捻る」という意味との事ですが、私のように上半身
が硬い人にはかなりきつい姿勢で行います。本日のポイントは「旋伏地式」と
「曳九尾式」の2点です。
 「旋伏地式」はちょうど陸上のクラウチングスタートのような姿勢をで、
下半身を低くして、上半身を仰け反らせます。
 「曳九尾式」は弓歩で上半身を前傾させて、上の手を肩から背中の方に廻し、
下の手を背中から上の手の方に向かって捻り、かなり肩の柔軟性が必要です。
そして九頭の牛の尻尾を引っ張っているような感じにします。
 参加者の多くはこの姿勢がうまく出来ません。
さすがに先輩たちはそつなくこなしていました。
(この日は既に指導員コースUを修了された先輩方数名参加してました。)
 また、心要で気の導引の仕方も難しくなってきています。

 骨と筋を変化させ、「肉体を変える」と言われる少林寺の本物の易筋経の
奥深さを実感し、同時に何十回、何百回と練功して理解を深め、質の向上に
努めなければ、その効果を手にすることが出来ないと再認識しました。

 「鶴翔しょう」は第二段の「柱地通天」が終わりました。 ( 11期 Y.S)


【指導員コースIII】2005.6.11 第1回 

 今日から指導員コースIIIが始まりました。参加すべきかどうか迷っていましたが、毒を食らわば?ということで、参加することにしました。7期の同級生も全員、参加するようです。
今日は参加者13名くらいで(*申込者定員の20名)、先生の目もありがたいことに(良くも悪くも)行き届く感じです。
はじめは、心意把(*指導員Uの内容)の復習でした。おかげで、ちょっと勘違いしていたところも、修正できて良かったです。
毎日練習したら、最強の金融マンになれるかな?
ただ、練習が終わったあとで体がガタガタになってしまいました。
新しいメニューは、少林寺六合功のうち、単手推山と風揺楊柳です。
六合功は左右の1セットの動きを6回ずつ行うらしいです。
覚えの悪いじぶんでも覚えやすく、気を感じやすいので、どなたにでもお勧めできそうです。親にでも教えるかな?
練功後は、初回をお祝いするパーティをサンマルクで行いました。
あと2年近く、きっとその後も、修行の道はどこまでも続きそうです。           (7期 NY)


 指導員Vの初回授業は、思った以上にというか、想像もしていなかったほど、素晴らしい気の場の中での練功となりました。はじめに、指導員Uで学んだ心意把を復習。一汗かいた後、いよいよ「少林寺六合功」の第1式が、はじまりました。
 受講者は、少人数ですが、皆さん指導員T・Uを終了されただけあって、集中力が、半端じゃないですね。私は、指導員Uでは、なかなか授業に参加できず落ちこぼれ・・・要要要復習ですが、皆さんについていけるよう頑張るぞ!!!と硬く決心したのでした。硬気功じゃなくて、硬決心!??
 先生の解説の後、みんな揃って、練習を始めましたが、それぞれが、集中して深い入静状態での動功となっていました。全員が、額に汗して真剣に取組んでいる姿は、とても美しかったです。
 神聖な気場の中で練功出来るなんて幸せ!先生、受講者の皆さんに感謝・感謝・大感謝です。
 何度も何度も先生からご指導いただいていますが、改めて、少林寺武術気功の禅心が、どんなに重要かを身を持って知りました。師と弟子達の心が、完全なる信頼で一つになってこそ、初めて、師の素晴らしい気を、弟子は、受け取る事が出来る。という事が、先生について気功をはじめて7年目、毎年毎年感じられる気の質が変わってきて、先生は、どれくらい精妙な気の中にいらっしゃるんだろう???
 どんなに素晴らしい師についても、自分自身がそれを受け取れる器にならなければ、いつまでたっても何にも変わらない。つまりは、やっぱり、自分自身の鍛錬しかないんだ。と年数がたつにつれてますます、全ては、自分自身だ。自己責任ということを痛感しています。
 最近は、自分の心身の状態・全ての反応をよ〜く“観る”。自分を知る“悟る”ことが、出来るように日常を過ごしています。気もただ感じるだけでなく、どんな気(エネルギー)なのか、その気からどれだけの情報を受け取れるのか?まだまだ、修行の道は、続きます。
 指導員Vを通じてこれから、まだ知らぬ、どんな素晴らしい気の世界と交流していけるのか?すごく楽しみです。指導員Tだけでも大変お忙しい先生に、指導員Uに続き、指導員Vという貴重な学びの機会を与えていただき、本当にこの場をお借りして、深く感謝の意を表したいと思います。                                                              (6期 MM)
 

【指導員U】2005.06.04 第5回

受講することに年齢的にも時間的にもぎりぎりまで迷いましたが、二年頑張ると自分に言い聞かせて決断し5回目の受講となりました。以前から中国の武侠小説が大好きで、武林で最高峰の少林寺の秘伝易筋経をめぐり武芸の達人たちが争奪戦をくりひろげる世界に遊んでおりました。今回お話を伺ったとき本物の少林寺の最高師範、秦先生に易筋経を指導していただける事が信じられませんでした。秘伝の中のほんの一こまかもしれませんが、出会いのふしぎさと幸に感動しております。

若い人達の中で気恥ずかしいのですが、小説の中に出てくる秘伝を習っているんだという現実を楽しんでおります。
二年後の自分が何をつかんでいるのだろうと思ったりして最後まで頑張る事を自分に言い聞かせております。
                                                 (10期 S.N)


2005年6月4日(土)に行われたレベルアップUの授業(5回目)の感想を述べさせていただきます。

今回は易筋経の第五段「折身式」と鶴翔ソウの2番目を教えていただきました。
(注:鶴翔ソウの「ソウ」の漢字は「木ヘン」に「庄」とのことです)

易筋経の折身式は四つん這いになって背中の筋などを伸ばします。易筋経を習い始めて約二ヶ月になりますが、日頃使わない筋を伸ばすため三大動功や武術をやった後に起こる筋肉痛とは別のところが筋痛(筋の痛み)になり面白く感じています。最近土曜日の武術にも再び通い始めたので武術の筋肉痛と易筋経の筋痛のダブルパンチを受けており、あまりのありがたさに嬉し涙を流す日々を過ごしております。もっとも筋肉痛や筋痛になるのが翌日ではないのでちょっぴり悲しくもあります。当面の目標は易筋経で若返って翌日に筋肉痛や筋痛になることです。

易筋経の後に教わる鶴翔ソウは救いの時間です。心地よいイメージの世界にゆったりと浸りながらありがたくも易筋経でいただいた筋伸ばしのダメージを癒します。とても鶴が翔ぶとは言えない姿ですが、「一歩でも前に」と心の中でつぶやきながら練習しています。

授業の後は恒例となった楽しいお食事タイム(もちろん生ビール付き)です。有志がいつものように豪徳寺駅そばの北京飯店で中華料理をいただきました。今回は10期のNさんと12期のEさんの誕生日のお祝いも兼ねました。秦先生の熱い語りにお店の方も感動されたのか(もしくは圧倒された?)ケーキまで用意していただき、歳の数よりちょっぴり少ない十数本の蝋燭の火をお二人の気(息?)で見事消した後全員でケーキをいただきました。(その場の様子は写真をご覧ください)

これからもありがたい筋痛に感謝しながら日々修行に励んでいきたいと思います。 合 掌 (8期 Y.K)
 


【指導員U】2005.05.21 第4回

 指導員クラス2の内経易筋経は4日目を終わりました。大力易筋経とは違い、より 具体的に型とイメ−ジがあり、全身の筋肉、骨、内臓を鍛えるだけでなく、普段 使わない筋を伸ばすので柔軟性も養われる。 また、ひとつひとつの動作、ポ−ズに細かく要領が定められており、改めて少林寺 気功の奥深さを感じます。
 まだ第四段屈伸式を終えたばかりだが、これから出てくる、功法も楽しみでなりません。
 これからも頑張って、易筋経を自分のものにして、周りの人達にも広め喜んで もらえる様になればと思っています。

(10期・R.E.さん)

「指導員Uに参加して」

感動の少林寺への旅から1年余り
指導員Uの授業を受けるか否か
煩雑な時間に流されつつ思いっきり迷った私でした。
しかし思い切って始めて4回目。
やはり良かったと思います。
更に深い内容を先生にじかに教えて頂けるのはもちろん
素敵な方々と一緒に目標を持って学んでいけるからです。
上手く表現できませんが、
自分自身も自分の縁も磨かれていくような
“気”がしています。
この機会を大切に頑張って続けていきたいとおもいます。
                                        (10期・Y.H.さん)

【指導員U】2005.05.07

 5月7日(土)、第3回目の授業を受講しました。
 最初に、少林九段内経易筋経の復習をしましたが、第2回目の授業を欠席していたので、
頭は真っ白、しかもすごく進んでいたので焦りました。しかし、何度か繰り返してもらったので、
初回に出席した分は思い出し、第2回目分も初回と同じ動きがあることに気づき、少し安心しました。

 一団和気式といって、気のボールを抱くように、と習うのですが、この抱える感じはどうしても
巨大な三角形のおにぎりを手にしているように思えます。お腹を空かした状態で行うので食べ物の
ことを考えてしまうのでしょうか。修行の足りなさを露呈するようで恥ずかしいです。しかし、
先生がこのおにぎりのポーズをされている姿を見ると、何故かとても和みます。

 指導員2は、指導員1に比べて進みが早い気がしますが、休んだところはビデオをいただけるし、
指導員1を受講された先輩の記録を含め(どなたか存じませんが、この場をお借りしお礼申し上げ
ます!)毎回資料が配布されます。しかも、欠席した前回の資料は、同期のEさんがとっておいて
くれただけでなく、コメントまでつけておいてくれました。非常に物覚えが悪い私ですが、このような
協会のご配慮や周囲の人々の助けがあるので、頑張ろうと思っています。

(12期・A.K.さん)

「指導員2を始めて」

 この春に少林寺に行って管長さんにお会いしたばかり。
 最近やっと鶴功の奥深さがほんのちょっと理解できたような私ですが、引き続き指導員2も受講
させていただいてます。
 三大動功ではなんだか動作ばかりに気を取られて、中々「気」のイメージを膨らませる事は
難しかったのですが、指導員2での動作は(今の所)比較的簡単で、途中で先生が全体の動作・
イメージを資料を基に解説して下さるので、ゆっくりした動作が苦手でせっかちな私でも、頭の
てっぺんから足の指先まで気の運びを意識しながら集中した時間を過ごせています。

 自分の中に少しでも新たな発見が見つけられるようガンバローかなと、この時間は少々自分に
厳しく!取り組んで行きたいと思っています(と言っても、終わった後のみんなでワイワイと
先生を囲んで、気功や武術の話しに盛り上がる時が1番楽しい...カモ)。

(12期・I.E.さん)



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