(7) 止観法門
概要 : 意念が中心でイメージを利用して入静状態になる方法。
@ 系縁止
雑念の広がりを1つのところに引っ張って止めておく、あたかも動きが
好きな猿を1つのところに止めておくように。
A 制心止
雑念が出たらすぐ消す又は抑える。雑念が広がる前に雑念そのものを断って
しまう、あたかもモグラたたきのように。
B 体真止
・体は体験、体観。真は真実、本当のもの。
・出ている雑念の源を考えてみる。雑念の始まりまでバックして源を探してみる。
C 空観
結論:世の中の本当のものは空である。
空は変化しない。
D 假観
假:ほんとではない。假の姿。
見えているものはあるがそれは偽物・本当のものではない。
空に対して假。本当は空、表面は假。
E 中観
空でもなく假でもない。
方法なし。執着なし。本当の自然。無為。自然のまま。杖は使わない。
イメージという雑念すらない。イメージは努力であり雑念である。
感想 :因果の話しはハイゼンベルグの不確定性原理を彷彿させる話しである。
「因果=森羅万象の変転」と「からっぽ」の繋がりが見えなかったが、
絶えず「変転」しているが故に時間を微分すれば一瞬一瞬は「からっぽ」なのではないか。
以上の考えを「空」というのではないかと今は考えている。)