今年もあと一か月半となりました。月日がどんどん流れ、政治経済も波が続き、またコロナも第八波がやってくるとのことで、落ち着かない状況ですね。荒波に対し、適応できれば良いですが、なかなかそうもいかない人が多いことでしょう。めまぐるしく変わるで、不動心・平常心で構えることは重要なことです。ただ気持ちだけの平常な状態を保つことも大事ですが、少林寺気功の練習を欠かさず行い、どんなことにも乗り越えられる平常心を持たなければなりません。そしてこれを生活習慣にしているかが重要なことです。平常心であっても、その後何もしなければ身体は元気で無くなります。あまりにも考え過ぎの心では、体を壊し、病気になる原因になります。またあまりにも感情的で病気になってしまってはいけません。

 肉体や精神の健全さを保てるのは、あくまでも少林寺の練習(実践)の結果であります。受講している教室において、また日常の中における生活禅でも、自己の習得していくものは、意識した実践によるものなのです。

 時代の変化が大きく、また気象状況も変わりつつある中にありますが、今、こうして実践していくことにより、自分や周りの人に対しても、食事や習い事をしているときでも、心身の変化(平常心である)はよくわかると思います。生活の中で、意識して自己を高めていけば、自然と理解でき、変わっていきます。そして元気いっぱいになるのです。