武術教室にご夫婦でご参加のIさま ご主人さまの感想文です。

台湾「生物能医学気功協会」の気功大会に参加してきました。生物能医学気功協会は会員数30万人もの大規模な気功団体です。気功大会は、毎回、主催する支部の地元で開催地しているそうで、今年は高雄市(カオシュン)で開催されました。

会場は1,300人もの多くの人たちが参加者していました。 これでも各支部を代表する幹部の方だけしか参加していません。
30万人の巨大な組織ですから、幹部だけでもものすごい規模になります。

我々は盛大な歓迎を受けました。会場は大学の大ホール。全員が席に着いた後、最後に生物能医学気功協会の李会長と秦先生と我々が入場し、
1,300人のスタンディングオベーションを受けました。全員が拍手をしたり手を振ってくれる中、席に着くという大変な歓迎ぶりです。

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特に秦先生の扱いの大きさには驚きました。この大会の目的の半分くらいが、秦先生をもてなすためにあるような、大袈裟でなくそのくらいの印象を受けました。
秦先生の席は、大ホールの最前列の真ん中で、その隣が李会長でした。他にも来賓の方々がいる中、特別な待遇を受けていたと思います。

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大会は午後から始まりました。全体で4時間ほどですが、我々に与えられた時間は40分。私は武術を10種類演武しました。
1,300人という大人数の前で演武するのは初めての経験でしたが、いつも通りの演武ができたと思います。
内容としてはいくつも反省点がありますが、少林寺武術の迫力は伝えられたのではないかと思います。
実際、終わった後に多くの人から声を掛けていただいて、反響の大きさを肌で感じることができました。

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今回の旅行で一番印象深かったのは、台湾の方々が心を込めてもてなしてくれたことです。

初日は高雄支部の幹部の方々が、食事や買い物に連れて行って下さいました。たぶん全員で30人くらいの方々が、
入れ替わりで車の運転をしてくれたり、身の回りの世話をしてくれました。

宿泊も幹部の方が提供してくれた別荘を使用しました。これがビックリするほどの豪邸で、大きなリビングが2つと、個室が3つ、トイレ&バスが3つ、床はすべて大理石、壁は大判のタイル張りという豪華な建物でした。食べ物も飲み物もたくさん用意してくれていて、食べきれないほどの量でした。我々は素晴らしいもてなしを受け、盛大に歓迎をされました。

別荘

木スイカ

演武にしても、もてなしにしても、私にとって学ぶところの多い旅行でした。我々も今年、5回目を迎える「世界少林寺武術 気功 健康養生大会」を控えています。生物能医学気功協会の方々も、150人の精鋭が参加されます。果たしてどれだけのことをお返しできるのか。これからいろいろと考えていかないといけないと思います。