お守り式は中国らしい青や赤で彩られた建物、”客堂“という場所で行われました。中に一歩入ると、強いパワーに満ちているのが感じられます。仏壇の上段には三体の仏像が置かれており、その間には松の盆栽や壺が飾ってあります。日本のお寺では見慣れない御荘厳です。下段には参加者が頂く腕念珠が、祈りのエネルギーを頂く為山積みに置かれています。式はオレンジ色の法衣をまとわれた5人の御坊様方の御経で始まりました。唱えられるお経が全身に響き渡ります。秦先生が、”家族や知り合いを思い浮かべて下さい。エネルギーが皆に届きます。“ と言われました。参加者皆、お経の響きと共に一心に祈ります。
頂いた腕念珠はとてもパワフルなエネルギーを放っていました。あまりにパワフルなのでもったいなくて鞄にしまいました。 この客堂にやってくる沢山の人たちを通して世界中の人たちにエネルギーが届けられているのでしょう。 少林寺の御縁にありがとうございます。

お昼
 お昼は、時間の都合で皆が心待ちにしていた精進料理がキャンセルになりました。残念なことです。代わりに昼食をとった場所は、少林寺観光の敷地内にあるテント張りの屋外レストランです。みんな肉や野菜の麺汁や水餃子などを頂きました。お味の程は、薄味という声を多く聞きました。中華の麺汁レシピにはよく、油と塩だけで味を出しているものがありますが、そういう感じの味の様でした。なかなかシンプルです。入っている野菜やお肉の姿はあまりお目にかからなかった気がします。少林の授業の後お昼に頂く、あの“隨園”が遥か彼方に見えました。 でも私的には、麺はきしめんの少し薄っぺらいもので食べやすく、また食べたいと思うような食感でした。
観光地だけあって、レストランでお水を買ったのですが、スーパーの3倍のお値段でした。感想は皆さまざまですが、これも楽しい思い出のひとつです。ごちそうさまでした。
 来年少林寺へ行かれる方、精進料理のお話を是非お聞かせくださいませ。