ここ最近、新型コロナウイルスの感染者がだんだん増えてきているという報道があります。感染力の強い変異種が増えはじめ、東京都でも第5波が始まりつつあるとも言われています。昨年のコロナ関連のニュースがあってから、ずっと同じような報道で、とても疲弊してしまう内容ばかりです。もう誰もが疲れてしまっています。

 皆さんも自分の人生があり、それぞれすべき生活(仕事や家庭など、)があります。重要なことは、こういう疲弊している時でも、自分の心を乱さず、常に安定、平常、清らかにしておく必要があります。世の中の情報は様々であり、それらには良いものも悪いものもあります。あまり影響されないようにして、集中して目の前のこと(仕事や家庭など)をこなすようにしなければなりません。心を平常にさせ、いつも楽しい状態にしておくことです。もし混乱してしまっても、良い対応ができるようにしなければなりません。

 これまでの人生、またはこれまでの歴史を振り返ってみても、様々なことがありますが、自然災害など天災はとても大変なことでしょうどんな時でも心を強く保ちましょう。もちろん思うだけでなく、これを修練と思い、さらに少林寺気功の練習していくことです。自分を守るため、しっかり行わなければなりません。修練や修行の“修”という字は、修理の修でもあります。ですから修理という意味もあります。もし心が壊れてしまった・・分離してしまったとしたら、その時は修理が必要になります。しかし壊してしまう前に、壊れない心になる、または作るということが修行です。こうした修行というのは、自分自身のためにするのです。そのためには少林寺気功の練習を継続していくことが大事です。心が強くなれば、どんなに外部からの悪影響が降り注いできても大丈夫なのです。