12月22日は一年の中でも、一番昼が短く、夜が長い日です。陰陽の概念で言いますと、「陰」が強くなるということです。これまで陰長陽消(陰が長くなり、陽が短くなる)であり、陰が一番長くなった状態です(陽は逆です)。

これを過ぎると、12月23日からは陽が増えていきます(陰は逆です)。この時期は、夏至から冬至まで陰が増えていく(冬至から夏至までは逆です)のです。

冬至に向かっていく中で気をつけなければならないことは、“保存をする”ということです。エネルギーを貯めていき、春には展開していけるようにします。また生活リズムとしては、冬至は少し早く寝て、遅く起きる‥というのが理想であり、冬の特徴になります。そして食事も体に良いもの、例えばショウガなど体を温める(熱性のもの)を採り入れると良いでしょう。

このような時期は、少林寺気功をしっかり練習し、食事にも気を配り、自然環境とのバランスを整えるようにいたしましょう。陽の状態が少ないということを理解して、しっかり整えることが重要です。そうすれば身体のバランスは良くなります。

もう一年の最後(年末)になり、新しい年を迎えます。体も一年の中で、変わる時期ですが、冬至の夜が一番「陰」が強くなります。陽性の体質の人は便秘になりやすく、体はいつも暑く感じられます。顔も赤色になってしまう方もいます。また一年の終わりは、意識的に心の執着心を無くしていくことも大事です。自然環境が変わる中では、前のことを忘れて執着しないようにすることが重要です。

もう一つは、正月になりますと(日本は旧暦ではなく、西暦の正月です)、食事も華やかに、お酒を飲んで‥と食事の量が増えます。しかし逆に運動量が減ります。こうなると身体のバランスが悪くなります。

どうぞ食事と運動のバランスに気をつけて、暴飲暴食はしないようにしてください。年末年始は休みも多くなりますから、ゆっくり体を休めて、心身を整えて、新しい年を迎えましょう。