白血球細胞は無色で核がある円形の細胞であり、体積は赤血球細胞より大きい形状の特性に従って二種類に分けられる。一種類は細胞質の中で特殊な粒がある。有粒白血球細胞と称される。略称粒細胞である。中性粒細胞・嗜酸性粒細胞と嗜塩基性粒細胞を含める。もう一種類細胞質の中で特殊な粒がないので無粒細胞と称する。リンパ細胞と単核細胞を含める。
白血球細胞総数は赤血球細胞より少ない。正常成人血液の中で4,000~10,000個/m3ある。各種の白血球細胞の中で中性粒細胞が一番多く約総数の50~70%を占め、リンパ細胞は約20~40%を占める。その他の各種の白血球細胞が少ない。単核細胞が約2~8%を占めて嗜酸性粒細胞の0~7%、嗜塩基性粒細胞の0~1%を占めている。
一般的には、白血球細胞は微生物と異物を取り込み、体を保護に菌を防御する機能がある。各種類の白血球細胞の功能を次の様に述べる。
(1)中性粒細胞の功能は、変形運動でき外部から来る微生物をのみ消化する能力を持っており、バクテリアを防御する役割を果たす。その他体内壊死細胞を呑み消化することができる(老衰負傷細胞を含める)。