功徳とは仏教の言葉です。仏教の話は善の根の事を言っています。修行をして禅の心となるならば、功徳は大事です。功徳がないという事は禅の途中です。
禅寺の坊さんの多くは禅の状態になりますが、もともと多くの財産などはもっていません。
功徳とは主に、仏教では他人を助けて全てをやってあげる、という意味です。もちろん自分に無理な事はしませんが出来ることをやってあげるという事です。
たとえば財産がある人はお寺を作るための寄付とかも功徳になります。もちろん災害のときにお金などの物質を寄付して困っている人を助けること功徳です。分け与える財産が無い人は他人の命の為に、健康になる手段を教える事や、悟りを開くための手助けなど非物質的な事を他人に施すことも功徳になります。
功徳がないのに禅のことを言うのは偽の禅と思います。いくら禅であろうとも大乗仏教ではないからです。少林寺の禅の根本は大乗仏教にあります。ですから功徳は大事です。