人間は宇宙の進化の一定のレベルのものであって、人間は天地の気から生まれています。
ですから各々の人間は小宇宙と言うことです。
 人間は自分に感情に流される事無く、好き嫌いなどの感情を天地の法則や一定の規律で判断する事が出来たなら心身協調はできます。
 天は万物を蔽い、地は万物を乗せたものです。これら天と地は陰陽二種類の気の調和によって発展をしています。つまり人類は天地の心と繋がります。
 大地に生きる万物が安楽な生活を送る事が出来るのであれば、これらは皆の幸せとなり、宇宙の間には平和な気が充満します。
 だから私たち生きるもの全ては天地の性質は通じるということにもなり、人類は天地の子供と考えられ、万物は私たちの友達ということになります。
 そのように考える事ができたのならば、一人の人間も一つの天地であり、一つの小さな宇宙でもあり、大きな宇宙の遺伝子と考える事も出来ます。
 ですから人間の生活目的においては宇宙と繋がる事が必要です。この事を分かり実行できるようになったのであれば禅の状態になると考えられます。