すっかり秋になりました。今年は新型コロナウイルス感染の話題ばかりとなりました。まだ外出すれば感染のリスクが高まります。しかし、そうかといって自宅に閉じこもってばかりいますと、免疫力や自然治癒力が低下してしまいます。さらに体力が弱くなりますと、老化を早めてしまいますから、すべてにおいてマイナスになります。国連の健康衛生担当者の話では、今後、長期に渡り、しばらくは継続するという報告がありましたので、今後日本でも長期戦に入っていくだろうと予測されますから、覚悟が必要となりました。
ある方が「少林寺気功の練習を続けても効果はありますか?」という質問をされました。ちょうど今回話題にありました安倍元内閣総理大臣を苦しめた潰瘍性大腸炎(難病)について取り上げ、説明しました。実に7年8カ月という最長の政権で頑張りましたが、(本当はまだ続けられる中でしたが、)この難病の再発のため、継続を断念せざるを得ませんでした。前回(首相の座)も同様に、この理由により辞任しています。当然政権維持のために時間もなく、治療に専念できなかったのだろうと思います。またこの難病は非常に厄介であり、一度発病すると仕事どころではありません。日常生活にも非常に悪い影響を与えてしまいます。一国のトップがこうした状況(難病と闘い、苦戦している中)に陥り、政権の継続を断念せざるを得ないというのは、現代医療において潰瘍性大腸炎では無理であるという証明してしまいました。実は当協会の元会員であり、現在は事務局長をしている斎藤さんは、この同じ難病(潰瘍性大腸炎)を羅患しており、10年前、気功師養成(指導員)コースに入会するきっかけの一つとしてもありました。当時、(元の)会社では重要なポストを任され、責任のある立場でありましたが、ストレスが溜り、症状が悪化したり治まったりの繰り返し状態だったのです。完治はしない病気ですが、その頃はとても落ち着かない状況で苦しんでいました。しかし指導員コースに入会し、上のクラス(指導員Ⅱ・Ⅲ)、さらに武術教室にも入り、熱心に練習を続けたところ、いつの間にか、この難病は再発しなくなり、その後10年間、まったく影響がなくなりました。まるで難病がどこかにいってしまったかのように、現在では問題なく過ごせています。
少林寺気功の力により、病気も克服してしまうということを証明しました。ですから、もし安倍元内閣総理大臣が抱えていた心の面(ストレスや精神的プレッシャーなど)を「少林寺気功」の実践をしていたら、(ただゆっくり動かすことということではなく、)イメージと呼吸を一緒にして、心身を一つにして実践したら、心の面の問題は無くなっていたことでしょう。また当協会の静功(座禅)の方法は4年間で習得しますが、93種類あります。中には、「こんなに必要ですか?」と言う人もいます。安倍元内閣総理大臣の一回目の就任の前には、あるお寺で修行をされた、という内容の記事を読みました。そのお寺の資料を見ましたが、そこでの修行(座禅)は管首から直々に習うというものでした。しかし、実際には難病が再発してしまったのです。心身を強くするための修行であったとしても、実は(お寺での修行ですから)宗教という位置づけの中での実践ですから、お坊さんでもない普通の人に対して効果があるのかという疑念が出てきます。私自身、以前、嵩山少林寺で厳しい修行をした経験がありますが、お寺である以上、宗教という土台の上での修行は、そこの教え(理念)を受け入れられているかが重要であり、そこがクリアされない限り、いくら素晴らしい方法でも先に進んでもらえない(いけない)という問題があり、それは今後の課題でもあります。そういう点では、当協会は宗教的なことは無くして、そういった理念などを優先とせず、あくまでも自己の心をどう切り替えることができるか?またどう強くすることができるか?を様々な方法を通じて、誰でも簡単に実践しやすいように体系化しています。そして種類を限定することなく、喜んでできる、また受けやすいものを数多く用意して、より良いもので上達し、さらに効果を上げてもらっています。宗教色を無くし、誰でも受け入れられ、実践しやすい方法が一番なのです。
先ほど事務局長の話をしましたが、こうした方法において修行(実際には入会して2~3年間のうちに)で、ほぼ完治状態とまでなったのでありました。さらに「不妊症」の方も少林寺気功の練習により、治った実績も数多くあります。今回の場合、新型コロナウイルス感染した患者が治せる薬の開発成果はまだありませんが、体の免疫力や自然治癒力を高める観点から、少林寺気功の練習は心身を強め、非常に予防できることができるでしょう。
是非、皆さんは、当方が教える少林寺気功を実践して、コロナ禍を乗り越えるために役立せてください。