最近、私は高度な外気施術が続きました。その患者は難病を患い、重病で死の間際の状態でありました。私はどんな患者でも救うべく、何度もその方に外気施術を行いました。
会員の皆さんは、外気施術の方法を学んでいますが、習得し、出来るようになれば、実際に(上記のような)もう手の施しのない人に対してでも、その方の家族(身内の方等)から外気施術を頼まれるケースがあると思います。そういう場合、自分はその患者を救うことができるのか?期待に応えることができるのか?という思いが必ず出てくるでしょう。そして、それまで費やしてきた練習や修業の成果が、施術の結果として表れるのです。
練習(または修業)の積み重ねにより、外気のレベルが上がっていれば、救われない命を助けることもできるのです。もし練習が足りない場合には、患者を救うことができないでしょう。結果的に亡くなれば、悲しむことしか出来ません。
より多く数を重ねて外気施術の経験をしていれば、より多く命を助けることが出来ます。しかし未熟であれば、助けられないことも出てくるでしょう。当協会の指導員養成コースを受講している皆さんは、身につけた技術を最大限に発揮させる必要があります。いざ!というときに患者を助けられる力と自信を持ち、社会に役立つ人間にならなければなりません。
私たちは、単なる医者の役目や変わりではありません。世の中の人々に対して、「大乗仏教の精神」で行うことが大切であります。
思いや言葉だけの気持ちでは不十分です。命の重さを自覚し、自分の行動で立派に実現させることが大事であり、患者を助けることが出来れば、これ以上にない社会貢献となることでしょう。
一生懸命練習していけば、その成果が実現されることでしょう。ですから、外気施術の技術のレベルを上げ、知識をきちんと覚えていき、さらに「少林寺気功」のレベルを上げる努力を怠らないようにすべきです。
最終的に外気施術(または少林寺気功)が自分に対しても、また他人や社会貢献であっても、自分の今、持っている力がすべてであり、反映されるのです。
当協会では、外気施術のための習得すべき方法は約130通りありますが、すべて問題なく、人々に役に立つものであります。しっかりこれらの技術を身につけるように練習を重ねれば、“一流の達人”になれるのです。そうなれば、もっと社会の中で役立つことができることでしょう。
どうぞ習得した技術を、多くの人々に活かせるように頑張ってください!