2015年5月31日(日)佛医大会に参加して。

中国、台湾、日本などからの中医学・気功などの専門家が集まっての大会、31 日も禅武大酒店を会場に熱気あふれる発表が続い た。さぞ面白い内容が発表 されているのだろうが、いかんせん中国語がわからず、パワーポイントに書か れている漢字を追ってゆくのが精 一杯だ。

武術だけでなく、中国語も勉強せ ねば!と感じた。しかし、感動するのは少林寺に何世紀もの間伝わってきた 武・禅・医の伝統 が、時と国境を越えて、これだけ広く引き継がれ、さらに これだけ多くの人を今、少林寺の城下町ともいえる登封市に引きつけていると い うことだ。

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21世紀に生きる少林寺の精神を、この目で見られるだけでも嬉 しく感じた。さて、私が行った拙い発表は「日本と禅」。少林 寺に源である 禅がどのような道をたどって日本に渡り、武家文化の中で育まれてきたのか。 そして日本の近代化とともに、一時は冷遇もさ れた仏教の寺が再び復興し、 21世紀には禅寺にIT産業に勤める若者たちが集結、集団で座禅を行い気を高 め、新たなプログラムを共同 で作り上げるイベントが開かれたり、朝の出勤 前にホテルで座禅をして集中力を高めるなど、さまざまな場所で禅が見直され ている現象が 起きている。という発表を行わせていただいた。パワーポイン トには写真と、翻訳ソフトを使った中国語の簡単なキャプションだけつけた ことで、日本以外の国から来られた参加者の方々も、楽しんでもらえただろうか。

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それにしても、少しでも健康に、長く生きたいという願 いは万国共通 で、どの国の人たちも、頑張ろうと「功夫」しているのだなと感じた。
私も毎 日、努力をしよう!謝々!